負荷試験ってなに?

負荷試験

実施に食物を摂取してアレルギー症状を観察する検査です。
アレルギー血液検査とは違い、信頼性が高い検査です。
血液検査の結果、主治医の先生が負荷試験実施可能と判断された場合に行います。
アレルギー血液検査のページにも記載しましたが、血液検査の結果、陽性でも実際に食べても症状が出ない方もいますし陰性でも実施に食べると症状が出る方もいます。
ですので血液検査の結果だけでなく、主治医と相談し負荷試験を行うことで2つのことを判断できるようになります。
一つ目は、食べても症状が出ないか確認することです。
二つ目は、どの程度の量であれば症状が出ないのか判断することが可能になります。
例えば、1歳の時に負荷試験で反応が出た食物でも2歳のときには反応がでないこともあります。
食品にもよりますが、これは乳幼児期に発症した食物アレルギーは年齢とともにその症状は軽快する ことが多いようです。
ですので負荷試験は定期的に行う必要があります。

また負荷試験は原因食品と疑われる食品を食べますので、重篤なアレルギー症状をひきおこす危険性があります。
ご自身の判断で行うのでなく、負荷試験を行っている病院で主治医を打ち合わせの上、行ってください。

負荷試験の結果、少量でも摂取可能と判断された場合、経口減感作療法を行う場合もあります。

◆負荷試験の流れを紹介します
負荷試験は外来で行う病院もあれば、入院して行う病院もあります。息子が通院している病院は日帰り入院で負荷試験を行います。

8:50受付
9:00検温、身長、体重
9:25診察
9:45部屋へ移動
10:20ゆで卵白1g
10:23口内違和感、喉の違和感、くしゃみ、鼻水
11:00ゆで卵白2g
11:10口内違和感、喉の違和感
11:25顔面紅斑、目の痒み、顔と体に蕁麻疹
11:28アレロック、ボスミン
11:35リンデロン
12:00顔面紅斑、首と背中にかゆみ
12:15昼食
14:00診察
15:15おやつ
15:30会計
16:00退院

食物アレルギー診療ガイドライン2012
http://www.jspaci.jp/jpgfa2012/chap08.html
http://www.jspaci.jp/jpgfa2012/chap07.html

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